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E系通近電車(209系からの通勤・近郊型電車……勝手にそう呼んでみた。)の天井には、多くの場合ラジオアンテナが設置されています。 実車のラジオアンテナには、写真の通り屋根からコードが走っています。しかし、模型では再現されていませんね。(まぁ当然っちゃ当然ですが……) ラジオアンテナは、E系通近電車の単調な屋根にとって、良いアクセントになります。 そこで、後付けで再現してみちゃいましょう。 | |
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これが製品の状態です。ラジオアンテナだけが、再現されていますね。 今回は真鍮線を使って、ディティールアップを試みましょう。 | |
まずは屋根に0.3mmの穴をあけます。 上の写真はE501系のラジオアンテナですが、209系・E231系等はそれぞれのコードの伸び方があります。 コードが付いている向きや、曲がり方などにも細かな違いが表れるので、ちゃんと自分が作る形式の取材をしてから取り組んでください。 | |
穴を開けたら、0.3mmの真鍮線を曲げて装着します。 ちなみに実車では、ラジオアンテナに繋ぐ際、途中からコードが2又に分かれています。 が、細かすぎるので今回は再現しませんでした。 | |
金属プライマーを塗り、黒で塗装します。これは、取りつける前に塗装しました。 取り付けたときなどに剥れてしまった場合は、その部分を筆塗りします。 | |
遠目で見れば、言われてみないと分からないかもしれません。しかしこれだけの加工でも、やっている屋根とやっていない屋根では結構違いがあります。(私的にはですが……) これを1つの編成にやってしまうと、他の編成の屋根が寂しく思えてきてしまいます。 多少面倒ですが、是非お試しあれ。 なお加工の際は、あくまで自己責任でお願いします。 |