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2008年の3月6日から15日まで九州四国地方に向かいました。1日目は小田原から夜行に乗り込みます。 小田急で小田原まで向かいます。 | |
電光掲示板にかいてあるムーンライトながらが今回の旅初めの列車です。 上には今は亡き銀河の表示。急行が20分頃に到着する列車だったので、列車が遅れていたために運よく遭遇することができました。 | |
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数本の貨物列車が側線を通過したのち、銀河がゆっくり静かに入ってきました。 乗る人は案外少なく、どちらかというとカメラを向けている人のほうが多いように思われます。 この列車が去って10分過ぎごろ、ようやくながらが到着しました。今日はこれで終わりです。 結局途中の長時間停車の浜松・豊橋でも下りず、起きるとまもなく大垣というところでした。 | |
米原からは新快速です。というのが多くの人が選ぶ旅でしょう。 が、ここではあえて大垣での接続列車快速網干行きで野洲までいきます。 野洲で朝食を調達し、始発の播州赤穂行きに乗りこみました。これで相生まで行きます。 | |
相生で接続の普通列車に乗り込み、岡山に向かいます。2時間半ほど揺られた新快速に慣れたせいか、妙に遅く感じてしまいます。 半分眠りながらついた岡山、お疲れ様でしたと言いたいところですが、ここからが本当の勝負です。 | |
海あり山ありの山陽線。思ったより面白いですが、さすがに飽きます・・・ 乗った列車は岡山から下関まで走る在来普通列車の中では最強のロングラン運転です。 この駅名は”へた”と読みます。へぇ。「とだ」じゃないんだなぁ、面白いなぁ。なんて話もしたいものですが、この時すでに乗車から5時間が経過。さすがに飽きからくる疲れで心身ともにくたくたになりながらも、頑張っているのは自分ではなく電車なんだと訳のわからぬ励ましを食らわせ、残り1時間半も頑張ろうと思いました。 | |
ああようやく来ました新山口。まだ日は沈んでいませんが、こころはすでに沈んでいます。 やはり気分転換の乗り換えが必要なのだと思いつつも、せっかくここまで一歩も降りずに頑張ってきたのです。もう少しだけ頑張ってみようと思い、車外へ出ていく皆を見送りました。 新山口で長時間停車です。 | |
厚狭を出たころにはすでに車窓のほとんどが黒に塗りつぶされていました。 そして岡山からはるばる6時間半、ついに終点下関です。ちょうど街の夜景がきれいな頃合いでした。 その日最も長く乗っていた列車に「お疲れさまでした」と別れを告げ駅を後にしました。 | |
2日目は下関から博多・別府・豊後中村・久留米を経て熊本へ向かいます。 | |
下関の駅はなかなか大きいのですが、人がいなくてものさみしい雰囲気です。 もうすでに駅には乗る列車が到着していました。 ここからは415系で九州に入ります。九州地区は交流区間なので西日本の115系などの類は入れないのです。 | |
小倉からは快速電車で博多へ向かいます。 そのあとの特急でもこの後の予定に支障はなかったのですが、快速電車の方が早く着くとのことなので行くことにしました。 博多ではこれまであまり見たことない種別準快速が・・・ | |
博多からは特急ソニックで別府まで向かいます。はじめは在来線にしては早いなと良い印象だったのですが、揺れが激しく段々酔ってきました。 小倉で方向転換をしてしばらくすると、もう寝ないとやってけなくなるくらい気持ち悪く・・・九州は特急を使わないと回れないとはよく言ったもんですが、振り子に苦しめられるなら普通電車で行った方がはるかにましだ! なんて思ったりもしました。 | |
別府かっらは九州横断特急です。 「バリバリグオー」という音から、気動車というものはなんか乗ってるだけで気持ち悪くなってきそうなイメージがあったのです。 が、なんせ振り子車両に苦しめられた後だったので、どんな乗り心地が悪い列車でも大歓迎でした。 しかし案外乗り心地も良く、気動車特急というのもなかなか悪くないものだなぁと、イメージが一新されました。 | |
列車から見えるこの山は阿蘇山です。 観光旅行者のための車内アナウンスも充実していて満足な列車でした。 | |
今日の目玉九重竜大吊橋です。この橋は吊り橋だけあり人が踏み出すたびに、微妙に上下に揺れます。中ほどまで行くと、今度は深さ117mの谷合を駆ける風によって横に振られます。 初めは結構怖いのですが、慣れてくると逆に渡り終えた後の地面に違和感を覚えるようになります。 渡りきったところには売店などがあり多くの人が休息をとっていました。 | |
さてこのたぐいの観光地というのはたいていは駅から遠くの場所にあります。てことは頼れるのはバスかタクシーなのですが、ここではなるべく安くすむバスに頼りたいものです。 ここでもバスだけで乗り切ろうと思ったのですが、ちょうどいい時間に豊後中村に戻るバスがなく、結局豊後森に行くことになりました。豊後森からはゆふいんの森で久留米に向かいます。 | |
久留米からはリレーつばめで熊本まで向かいます。なかなか座れず、暇つぶしに携帯でテレビを見ていたのですが徐々に電波が届かなくなり、ついにはまったく受信しなくなってしまいました。 いつの間にか列車は、佐賀県を出て熊本県に突入していたのです。 熊本と言えばやっぱりラーメンです。その日は駅から歩いて5分ほどのところにあるラーメン屋に行ってみました。 |